同社は昭和23年、育児用三輪車の車輪製造業から出発した。工夫をこらした製品を受注先へ提案する過程を経て、安全と安心をテーマとする多数の自社開発製品を送り出すメーカーへ変貌した。
マイナス20度の環境下で使用できる「ぬくぬくブランケット」は、燃費向上とCO2削減効果が認められ、トラック協会から購入費助成対象製品に指定された。反射材等を使用した製品は、全国防犯協会連合会の推薦や全日本交通安全協会の認定を受けるなど、抜群の信頼性を誇っている。
この開発力が結実したのが「オトスナテープ」である。テーブルなどに貼りつけて「フチ」をつくり、液体や小物がこぼれることを防ぐ本製品は、平成26年度「TASKものづくり大賞」で大賞を受賞し、メディアでも大きく取り上げられている。