大気汚染などを抑制するため、世界中で厳しく規制されつつある「揮発性有機化合物(VOC)」。しかし、現在でも多くの自動車板金工場では、規制対象となる有機溶剤入りの油性塗料を使用しており、水性塗料への対応は遅々として進まない。同社では、平成13年以降、油性から水性塗料への転換に取り組み、水性塗料による自動車板金塗装の技術を確立させた。今では、同業者にこの技術を広く普及させようと、広報や研修に全国を駆け回っている。
2001年以降、地球環境のために不可欠な油性から水性塗料への転換に取り組み、水性塗料による自動車鈑金塗装技術を確立させました。
水性塗装技術の伝道者として、現在2カ月に1回のペースで全国に出張研修事業を展開しています。
環境対策はコストに跳ね返るのが通常ですが、優れた技術により油性塗料に負けないパフォーマンスを実現しました。