2024.05.30

株式会社フジシロのプレスリリースを配信しました

コンビニやドラッグストアに並ぶ商品のほとんどに使われている?「ロールをロールにする」スリット加工業界の小さな巨人が正社員(加工オペレーター)を募集!!

(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)

 みんな知ってる商品に使われているのに誰も知らない技術とは

まずはじめに、一般的なコンビニエンスストアの画像を見ていただきましょう。
皆さんにも馴染みのある売り場だと思います。
これらの画像に写っている膨大な商品のほぼすべてに、株式会社フジシロの技術が使われています。

さて、どんな技術だかおわかりになるでしょうか?

画像の商品ほぼすべてに使われている技術、それは「スリット加工」です。

株式会社フジシロ(以下、フジシロ)は、これらの商品を支える「スリット加工」を担う、東日本エリアを代表する企業として50年以上の実績を持つ企業なのです。

と言われても、「スリット加工」がピンと来ないと思います。

簡単に説明させてください。

皆さん、ご家庭でペットボトルの飲料を飲み終えたあと、或いはコンビニで買ったお弁当を食べたあと、きっとゴミを燃やせるゴミやプラスチックに分別しておられることでしょう。

ペットボトルのラベルやお弁当に巻かれた帯はすべてプラスチックのフィルムで出来ています。そして、外したことがある方なら皆さんご存知の通り、すべて長方形、帯状の形をしていますよね。

スリット、スリッターとは
(株式会社フジシロの「フジシロスリッターチャンネル」より)

梱包やラベルに広く使われているこれらのプラスチックは、元々重さが100kg程度〜最大1tを超えるような巨大なロール状のフィルムで製造・印刷されています。これを皆さんが飲むペットボトルに巻きつけるのに「ちょうど良い」幅まで切り込みを入れて(slit)、細く加工して、巨大なロールを複数の細いロールにまた「巻き取って」いく。これがスリット加工です。

先ほどはコンビニエンスストアの画像でイメージしていただきましたが、プラスチックフィルムは安価で丈夫、防水性もあることから、その加工ニーズは非常に高いのです。たとえばシャンプーや洗剤の詰め替えパック。もしくはカレーやお粥のようなレトルト食品。見慣れていて普段意識することは少ないと思いますが、皆さんが「商品」として購入しているものは、その大半がプラスチックフィルムに包まれた状態で販売されています。

お弁当の工場には当然「お弁当ひとつひとつにプラスチックフィルムの帯をかける」機械がありますし、シャンプーを作っていらっしゃる工場には「ひとつひとつの袋にシャンプーを入れる」機械があると思います。流れ作業ですので、こうした最終的に「帯」や「容器」になるプラスチックフィルムは全てロールの形状をしていて、それを1商品ごとにその工場でカットして梱包していくわけです。

そんな機械をお持ちの工場に、「うちはこの作り方が安価で効率が良いから」とプラスチックフィルムを作っているメーカーさんや印刷工場から突然1tを超える巨大なロールが届いても、困ってしまいます。そのロールを1商品ごとのラインに乗せられる形にまで切ってセットする(巻き上げる)機械が無いからです。

そこで、私たちの出番です。

■ ロールをロールに加工する、「Roll to Roll」企業

この「なるべく大きなサイズ(ロール)で一度に大量製造・印刷してコストを下げたい」プラスチックフィルムのメーカーさんや印刷会社さんと、「商品ごとに自由な形でなるべく小さいフィルムを使いたい」「日々新しい商品を自由な形で製造したい」「大きなロールを切る機械を自前で持つのは設備投資が大きすぎる」商品の作り手さんの間を繋ぐのがフジシロの仕事です。

大きなロールで納品されたものを、お客様が望む小さなロールに切って、また巻き上げて納品する。

そんなB to BでもB to Cでも無い、「Roll to Roll」の仕事をしている会社なのです。

冒頭でご紹介したコンビニの店内を思い出してください。

ズラリと並んだペットボトルの飲料は皆少しずつ形状が違いますよね。パンやお弁当も、ひとつひとつの商品の大きさはバラバラです。日々目まぐるしく入れ替わる商品棚を眺めては、ラベルや容器のデザインに惹かれて新商品や期間限定商品を手に取ったことはありませんか。

左右から引っ張るタイプではなくパッケージに大きく具材がプリントされたおにぎりを「こちらのほうが高級な具材を使っている商品だ」と感じたり、選んだことはありませんか。

ドラッグストアに並ぶシャンプーや洗剤の詰め替えに「今だけ20%増量」といった文字を見て、お得だと感じて購入されたことはありませんか。

これらはすべて、「パッケージやラベルや詰替え容器の形が自由に変えられる」から実現している商品の作り方・売り方です。フジシロのような会社が無ければ、コンビニやドラッグストアの店頭はすべて同じ形のペットボトル、すべて同じ形のおにぎり、すべて同じ形の詰替えばかりになってしまうでしょう。

つまり、フジシロが得意とする「スリット加工」とは、皆さんに自由と選択肢を与える技術です。

好きな商品を選ぶ自由、常に新しい商品を選ぶ自由、日々新しい商品を作る自由、常に新鮮で保存が効く商品を作る自由、それを常温で大量に輸送する自由、形状や容量を変えてお得に販売したり、宣伝する自由。

プラスチックフィルムが実現する利便性に自由と選択肢を与えて、日本の皆さんの生活をより豊かにする会社。そんな自負を持って、フジシロはこれからも、この説明が難しいロールをロールに加工する「Roll to Roll」の仕事に従事していきます。

3箇所、計1,000坪の工場に配置された11台のスリット加工機を保有。

スリット加工一筋50年、「他ではできない」依頼にも応えようと極細から超幅広、ロールの直径が大きなもの、短納期対応や食品向けフィルムのためのクリーンルーム対応も可能です。

今日も大きなロールに切り込みを入れては巻き上げ、またロールに仕上げる。

スリット加工機による「Roll to Roll」の音が鳴り止まないフジシロから、お願いがあります。

■ Roll to Rollは鳴り止まない、フジシロの人材募集

フジシロでは、一緒に働いてくださる方を募集しています。
新卒・既卒や中途などは問いません。学歴なども不問です。

そしてなにより、私たちの主力事業である「スリット加工」に関する知識や経験は一切問いません。

それをお伝えしたくて、こんなに長く「スリット加工とは何か」という話をしました。

それをお伝えしたくて、少し偉そうに「東日本エリアのリーディングカンパニーはフジシロ」という話までしました。

こんなニッチな技術、採用面接で「当然知ってますよね?」「経験者ですよね?」などと言い出したら、途絶えてしまいます(笑)。なにより、フジシロで今働く従業員たちも、皆「スリット加工」を良く知らないで入社した人ばかりです。つまり、皆さんの仲間です。

知識や技術は入社後に伸ばせば良い。初心者しか入ってこない業界。そんな意気込みで飛び込んで来てくださる方を私たちは、求めています。

日本のものづくりや豊かな商品を支える企業、というのは先ほどご紹介した通りですが、もう少し働く環境として現実味のあるお話を。

プラスチックフィルムの汎用性の高さは、ご理解いただけたでしょう。

今回わかりやすくコンビニやドラッグストアの例を出しましたが、食品から建築、医療、電子機器など幅広い業界で求められる素材です。それだけに景気に左右されづらく、今後も使用される領域はますます広がっていくと予想されます。

安定感がある業界で独自の立ち位置で特定分野を寡占している。それがフジシロです。

ご興味をお持ちの方は、ぜひホームページからエントリーしてください。

https://fujisli.com/

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企業情報
株式会社フジシロ
https://fujisli.com/

会社名:株式会社フジシロ
住 所:東京都足立区西新井4-16-11
電話番号:03-3897-6909
代表者:藤白 広樹
事業内容:
樹脂フィルム、ラミネートフィルムのスリット加工、販売

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取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。

産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605

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