風車なのに、太陽光発電?!癒やし効果を生み出す1/f 揺らぎ発生機『MYKONOS』とは。独創的なアイデアで環境問題を支援する鳥海工業(株)が「東京インターナショナル ギフト・ショー」に出展します。
(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)
鳥海工業株式会社は2025年2月12日(水)〜2月14日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第99回東京インターナショナル ギフト・ショー」に「足立ブランド」として出展します。
■ 地球環境への強い想いから始まった挑戦
足立区が推進する「足立ブランド」の認定企業として、地域に根差したもの作りを展開する『鳥海工業株式会社(CHOKAI KOUGYO CO.,LTD)』(東京都足立区、代表取締役:小松 健)。同社は、大手メーカーに先駆けて開発した、日本初のLEDランプを「ECOLUX(エコルックス)」として商標登録。環境保護と社会貢献を両立する製品ラインナップを展開しています。
「足立区には、優れた技術を持つもの作り企業が数多く存在します。私たちも『足立ブランド』の一員として、環境技術を通じた地域貢献と世界への発信を目指しています」と、代表取締役・小松 健氏は語ります。
地域の工業高校生への技術指導や地元小学校への環境教育支援など、地域貢献にも力を入れる同社の製品群は、SDGsの実現に向けた中小企業の挑戦を体現。風力発電や太陽光発電を組み合わせたハイブリッド発電システムの開発から、革新的なLED照明技術の実用化まで、同社の取り組みは環境保護と技術革新の両立を示す好例となっています。
大手自動車メーカーの設計・デザイン部門を経て、鳥海工業株式会社を創業した小松健氏。自身の故郷、秋田県にある鳥海山(ちょうかいさん)が社名の由来。
■ 環境技術のパイオニアが見出した、新しい癒しの動き
同社が手掛ける新製品が「MYKONOS」です。ストレスの多い現代社会で、今「気持ちを切り替える」ことの重要性が高まっています。
同社が手掛ける新製品が「MYKONOS」です。ストレスの多い現代社会で、今「気持ちを切り替える」ことの重要性が高まっています。
例えば、仕事後に自宅で寛ぎ、明日への活力となる癒しを求めている時。アスリートが試合直前に精神統一をはかりたい時。職場でのストレスをすぐに解消したい時――。
日常生活の様々な場面で「揺らぎによる癒やし」を届けたいという思いで、「MYKONOS」は開発されました。
高さ約45cm、ブレードの回転直径27cmという、実物の風力発電施設を250分の1のスケールで精密に再現したデスクトップサイズの模型です。しかし、一般的な風力発電とは異なり、風の力でブレードを回すのではありません。
「『MYKONOS』は太陽光で発電した電力でブレードを回します。この“逆転の発想”こそが、私たちの考える新しい価値創造なのです」と、『鳥海工業』代表取締役の小松氏は語ります。
■ 生命の源流を求めて。「1/fゆらぎ」の採用
特筆すべきは、毎分18回転という、実際の風力発電と同様のゆったりとした回転数。この緩やかな動きが、見る人の心を自然と落ち着かせていきます。
「人は胎内で約10カ月を過ごします。その間、常に母親の鼓動や身体の動きを感じながら成長していくのです。このリズムこそが、人間が本来持っている“癒し”の原点ではないかと考えました」(小松氏)
「MYKONOS」の開発で特に注目したのが「1/fの揺らぎ」です。この揺らぎは、波の音や木々のざわめき、小川のせせらぎなどに見られる、人間に心地良さを感じさせる揺らぎのパターンでもあります。ブレードの回転に「1/f揺らぎ」を取り入れることで、見る人に深い安らぎをもたらします。
<「1/fの揺らぎ」で母なる大地を感じてほしい・・そんな想いが込められている>
■ アナログ回帰を求める若い世代へ
近年、デジタルネイティブ世代の間で、レコードプレーヤーやカセットデッキなど、アナログ機器への関心が高まっています。
「全てがデジタル化された現代だからこそ、物理的な動きを持つ製品の魅力が再評価されているのではないでしょうか」と、小松氏は分析します。
「MYKONOS」は、環境技術という現代的な要素と、目に見える機械的な動きというアナログ的な要素を組み合わせることで、若い世代の心を捉えることを目指しています。
<空前の「レトロブーム」実際に触れることで愛着が沸く>
「MYKONOS」開発のきっかけとなったのは、ある地方自治体からの依頼でした。それまでも展示用模型が存在していましたが、「形だけでなく、実際に動くものを」という要望から、機能性と癒し効果を兼ね備えた現在の形に進化したのです。
ブレードの設計には航空力学の知識を応用。飛行機の翼と同じ揚力の原理を応用し、空気抵抗を最小限に抑えながら、美しい回転を実現しています。
「形状は機能美の結晶です。さらに見る人の心を癒すことに特化した設計としました」(小松氏)
<良いスピーカーで聴き比べるとその差がわかるかも?!>
「MYKONOS」発売後、思わぬところから高い評価を得ることになります。それは、オーディオ愛好家からの反響でした。
音楽を聴くときに「MYKONOS」を置いておくと、音がより鮮明に聴こえると好評なのです。これも「1/f揺らぎ」の効果によるものと考えられます。すでに秋葉原のオーディオショップでも取り扱いが始まり、新たな市場を開拓しています。
また、北海道在住のある顧客からは、「実物の風車を見て心が安らぐというおばあちゃんのために購入した」という声も寄せられ、幅広い層から支持を得ています。
「MYKONOS」の価値は海外でも認められ、アメリカでは2年間で1800個を販売。特に、ロサンゼルスでの展示会をきっかけに、多くの引き合いがありました。
「アメリカ人は理屈よりも直感で、この製品のユニークさを理解してくれたようです。感性に訴える製品であることが、言語や文化の壁を越えた評価につながったのだと思います」と、小松氏は振り返ります。
鳥海工業株式会社は2025年2月12日(水)〜2月14日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第99回東京インターナショナル ギフト・ショー」に出展します。「MYKONOS(ミコノス)」の癒し効果を、あなたもぜひ体験してください。
ギフト・ショー内の「SOZAI展」コーナー「足立ブランド」のブースにぜひお立ち寄りください。ご来場心よりお待ちしております。
SDGsには17の目標が定められており、その中には「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という目標と共に「すべての人に健康と福祉を」という項目があります。
鳥海工業の原点である「風光ハイブリッド発電」という太陽光と風力の良いところを組み合わせ、さらにそこから生まれるゆらぎを現代社会のストレス解消に活用する。
そんな商品をぜひ、「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」で手にとってご覧いただきたいと思います。
鳥海工業は「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」内「SOZAI展」に「足立ブランド」として出展しております。どうぞお立ち寄りください。
____________________________________________________________________________
企業情報
鳥海工業株式会社
http://www.chokaikk.com/
会社名:鳥海工業株式会社
住 所:東京都足立区南花畑2-8-19
電話番号:03-3850-3874
代表者:小松 健
____________________________________________________________________________
取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。
産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605
足立ブランド公式Webサイト
https://adachi-brand.jp/