2024.02.06

有限会社AKASHIYAのプレスリリースを配信しました

Makuakeで大反響を呼んだ「iPadも収納できるメッセージスマホポーチ」「羽を広げるように回転する財布」など独創的な革小物ブランドが東京インターナショナル ギフト・ショーに出展します。

(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)

有限会社AKASHIYAは、2024年2月6日(火)〜2月8日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」に「足立ブランド」として出展致します。

■ 既成概念や常識に囚われない、斬新な革製品を続々と発表するブランド

足立区内の優れた製品・技術を認定して、その素晴らしさを広く全国へPRすることを目指す「足立ブランド」。BtoBからBtoCまでバラエティ豊かな認定企業の中で、ひときわギラリと光る強い個性を持つ企業があります。有限会社AKASHIYA(以下、AKASHIYA)です。

主にバッグや革小物を得意とする同社ですが、自社ブランド「METALSTIC(メタルスティック)」名義で送り出す商品は独創的で他では見たことが無いような、まさに「METALSTICでしか手に入れることが出来ない」というものばかり。

まずは、この財布を見ていただきましょう。

一見した限りでは、少し長めのストラップが付いているものの、普通のシンプルな財布に見えます。
しかし、ファスナーを開けて中を確認すると、私たちの予想は大きく裏切られます。
恐らく、この構造を事前に予想できる人は居ないでしょう。

え?

ええっ?!

※意匠登録済 (意匠登録第1676528号)

この商品の名前は「Shiza 改」。
財布の中から大きく羽を広げるように出てきたのは「可動式カードスリット」と名付けられた、コンパクトな財布にも長財布に負けない収納力を持たせようと考えられた意匠です。

高級スポーツカーで使われる「シザーズドア(良くガルウイングと混同される)」からインスピレーションを得て着想されたデザインとのことで、「このハサミのような動き、回転運動を普段使いの財布に取り入れられないか」と考えて作られた商品なのですが、この短い文章からも独創的な個性が迸るほどに伝わってきます。スポーツカーにインスパイアされた財布、は探せばひょっとすると他にも存在するかも知れませんが、「ハサミの動きを財布に取り入れたい」「財布に回転運動を与えたい」という発想はまさに唯一無二と言えるでしょう。財布は普通、回転しないものです。


参考画像:シザーズドア

■ 唯一無二の商品が生まれる理由とは

多くの人に支持されるものよりも、オリジナル性を好むお客様に向けたものづくり。

独創的な商品を生むものづくりの秘密は、AKASHIYAの代表である林﨑誠一氏の経歴にあります。
元々皮革業界とは縁が無く、メンズアパレルのデザイナーとしてキャリアをスタートさせた林﨑氏。徐々に実力が認められ、DCブランド全盛期にタレントのステージ衣装やライブ衣装、海外アーティストからのデザインオーダーなどを手がけ、デザイナーとして独立を果たします。

百貨店のバッグ売り場で海外ブランドにそっくりのバッグや小物ばかり展示されているのを見て「海外の模倣でなければ売れないのだろうか」と疑問を持ったことがきっかけで、皮革の業界へ。
皮革業は「試作品こそパターン(型紙)から裁断・縫製・仕上げまでを一人で行う」が、「量産品は複数の職人が分業して行うのが当たり前」という業界。
全ての工程を独学で習得して、デザインから製作まで全てを行う異色の「デザイナー兼職人」として自社ブランドを立ち上げた林﨑氏が、業界の常識を逸脱した自由な商品を次々と生み出すのは、必然でもありました。

こちらは自社ブランド「METALSTIC」立ち上げ当初、2012年に手がけた爬虫類革と金属を融合させたメタルクラッチバッグ。
金属加工の知見まで持っているという林﨑氏の「まだ世界に存在していない、誰も見たことの無いパーティバッグを作りたい」というアイデアと個性が爆発した逸品です。

自らの作りたい商品との相性から、博多織伝統工芸士とのコラボレーション・アイテム「パイソンと博多織の融合」を発表するなど、一時期はエキゾチックレザー(ワニ・トカゲ・ヘビ・ダチョウ・エイなど希少動物の革のこと。牛・馬・豚・羊などの一般革と区別した呼称)を使ったバッグや革小物のデザイン〜製作に力を入れていたという林﨑氏。

近年は一点ものやオーダー品だけでなく、自社ブランド「METALSTIC」を広め、良いものを可能な限り求めやすい金額で提供することにも挑戦。クラウドファンディング「Makuake」でも冒頭の「Shiza」などをプロジェクトとして出品。毎回反響を呼び、ジェンダーレスなレザーブランドとしての存在感も高めています。

■ 東京インターナショナル ギフト・ショーに出展される衝撃的なスマホポーチ

そんなAKASHIYAと「METALSTIC」が2023年、ブランド10周年を記念してMakuakeで発表したのが、今回「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」にも出展する「メッセージスマホポーチ2」。同じくMakuakeで好評を博した「メッセージスマホポーチ」を更に改良した後継品です。

わざわざ鞄を持つほどでもない。スマホや財布、鍵など必要最小限の持ち物だけで出かけたい。
そんな需要に応えた商品「スマホポーチ」 に、名前など好きな文字を10種類の書体から選んで「名入れができる」ので、「メッセージスマホポーチ」。「高級スポーツカーからインスパイアされた」という斬新なアイデアが特徴のAKASHIYAとしては、おとなしめの商品と言えるかも知れない。

と思ったアナタ、甘いです。

初代「メッセージスマホポーチ」との違いを聞かれた林﨑氏は、サラリとこう答えました。

「iPadが入ります」

ん?

おお?!

どこかで見た予想を大きく裏切ってくるこの感じ、再び。

革の質感が美しいが、「スマホポーチ」と呼ぶにはあまりに大きい商品が、そこにありました。

「従来のスマホポーチは小さい」
「タブレット端末とスマートフォン、モバイルバッテリーを一緒に持ち歩きたい」
「カジュアルな普段使いからお出かけシーンまで、もうこれひとつでOK」
「多目的スマホポーチ」

Makuakeの商品紹介ページには、「メッセージスマホポーチ2」のデザイナーであり、製作者である林﨑氏の「スマホポーチ」という概念への全否定のような言葉が書かれているのですが、これは「スマホポーチ」という言葉を表面的にしか見ていない常識の枠に囚われた解釈であるようです。

「このサイズ感を待ってました!」
「ちょうどいい大きさのポーチ」
「物作りの姿勢ややり取りでのご対応からすっかりファンです!」

という全肯定の応援コメントを見ると、「スマホポーチになんでも入る」「スマホポーチにiPadが入る」「スマホポーチがスマホサイズでは無い」という林﨑氏とAKASHIYAの自由で常識に囚われない発想が、そして「METALSTIC」というブランドが、確かな支持を集めていることがわかります。

■ 突き抜けたコンセプトと熱狂的なファンの幸せな出逢い

多くの人に支持されるものよりも、オリジナル性を好むお客様に向けたものづくり。
AKASHIYAが掲げるこのコンセプトが、「自分だけのオリジナルなもの、他の人がまだ知らないもの」を求めるMakuakeというクラウドファンディングのプラットフォームと、最高のマッチングを果たした。そんな幸せな光景が、そこにはありました。

今回「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」では、iPadも収納できる大容量の「メッセージスマホポーチ2」のほか、スマホポーチと聞いて私たちがイメージするサイズ感に近い「メッセージスマホポーチ」、そして「METALSTIC」の原点となったエキゾチックレザーを活かしたアイテムなども出展されます。

万人受けする商品では無いのかも知れない。そもそも最初からそこを目指していない。
しかし、ハマる人にはとにかくハマる。デザインやコンセプト、使い勝手からものづくりの姿勢まで、どストライクでハマる。そんな沼のような魅力を持つAKASHIYAの革小物商品をぜひ、手に取って体感してみてください。

あれ、このサイズ感、良いかも。
そう思ったなら、もうすぐです。
中から回転しながら羽を広げてカードが出てくる財布を持つ日も近いでしょう。

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企業情報
有限会社AKASHIYA
https://www.metalstic.com/
(ブランド「METALSTIC」のWebサイト)

会社名:有限会社AKASHIYA
住 所:東京都足立区皿沼2-18-15 中商ビル3階
電話番号:03-6662-8260
代表者:林﨑 誠一

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取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。

産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605

足立ブランド公式Webサイト
https://adachi-brand.jp/

 

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