2024.05.28

東京パック株式会社のプレスリリースを配信しました

自然素材を活用した新しいパッケージ製造を個別に提案!環境負荷が少なく安心・安全に処分できる新素材。自社一貫体制と高い技術力で、パッケージを用いるビジネスにサスティナブルな付加価値を。

(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)

■環境に配慮した素材を活用した、これからのパッケージ

化粧品やトイレタリー、電子部品などのパッケージを製造している東京パック。同社では、環境に配慮した素材を活用した製品開発に積極的に取り組んでいます。

近年では、テイクアウト用のドリンクカップがプラスチックから紙製に変わったり、ストローやカトラリーにも自然素材のものが使われるようになったりと、身の回りでも環境への配慮に対する意識が高まっています。

パッケージの役割は製品を保護することであり、製品の開封後や使用後は役目を終え、多くはゴミとして廃棄されることになります。このため、地球に優しい材質を使用する、リサイクルに対応するなど、環境に極力負荷をかけない配慮が欠かせません。

■東京パックが推奨する、環境配慮型の材料

東京パックでは、環境への配慮を重視した様々な自然素材を取り扱っています。
「透明なパッケージで商品が見えるようにしたい」「電子レンジでの温め直しにも対応できるようにしたい」など、顧客が想定している製品への要望を聞き取り、様々な観点から適切な提案を行います。

東京パックで取り扱っている、環境負荷が少ない素材をご紹介します。

◯LIMEX(ライメックス)
炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材。 主原料の石灰石は日本でも豊富に採取することができるため、国内での自給自足が可能です。
プラスチック製品の製造と比べて、石油や水の使用を削減できるため、森林資源や水資源を節約することにもつながります。
耐水性、耐熱性、耐油性にも優れており、食品容器にも適しています。使用後は可燃ごみとして処分することができることもメリットの一つです。

◯バイオマスプラスチック
植物などの生物資源から作られた、生物由来のプラスチック素材です。カーボンニュートラルを実現するカギにもなります。
トウモロコシ澱粉とポリオレフィンを複合させた「レジームST」、卵の殻を混ぜてプラスチックの使用料を減らした「「卵殻入りのバイオマスプラスチック」などがあります。

◯紙配合プラスチックの新素材「MAPKA」
プラスチック​​原料に微細な紙パウダーを51%以上配合した新素材で、プラスチックの代替品として注目されています。

■多様なデザイン形状や品種、ロット数に対応。オリジナルパッケージ製造

東京パックのパッケージ製作は、企画提案からデザイン、金型・サンプルの製作、製造まで一貫した生産体制をとっており、業界では稀少な存在です。全社を挙げて、極力自動化することにも取り組んでおり、高品質、低コスト、短納期の安定したものづくりが高く評価されています。

東京パックには、非常に自由度が高い設計や、​​小ロット&多品種生産、大ロット&安定生産のどちらにも対応できる機材・設備が整っており、各顧客に合わせたパッケージ商品の製造が可能です。「これは難しいのでは」という顧客からの要望にも積極的に応えてきました。

(オリジナルパッケージの製作工程打ち合わせ~真空成形品出荷までの流れ)

  1. 打ち合わせ…設計担当者と完成イメージを共有します。メールでの問い合わせにも対応
  2. 設計、製造ミーティング…​​各担当スタッフの知識を集約し設計します。
  3. 3Dデータよる設計…CAD/CAMにてデータを作成。2D・3D図面でパッケージイメージをダイレクトにフィードバックします。
  4. 試作・調整…試作品でテストを行い微調整を行います。素材のテストの実施、形状に適した材料選びも可能です。
  5. 型製造…MCフライスにより金型の削り出し、オンラインシステムによる抜き型の製作を行います。
  6. 成形…徹底した生産管理・品質管理のもと高品質な製品をつくります。
  7. 検査…厳重な検査を専門担当者が実施します
  8. 出荷

■東京パックならではのパッケージ作りを支えるシステム・機材

最先端の設備が独創性の高さと安定したものづくりを叶えています。

◯3Dスキャナー・Freeform(フリーフォーム)
3Dスキャナー・フリーフォームによりデータを作成することで複雑な形状のパッケージ製作を可能としています。個性的であるだけでなく、商品をより魅力的に見せ、手に取りたくなる効果があります。

(製作工程)

  1. 3Dスキャナーで対象商品の形状を読み取る
  2. フリーフォームで形状の修正、型データ作成
  3. 試作型の作成
  4. 試作作成
  5. 金型を作成・成型し

◯連続真空圧空成形自動トリミング機(ILLIG社製)
真空圧空成形とは、熱を加えて柔らかくしたプラスチックシートを片面だけの金型に押し当て、金型の穴から空気を抜いて真空状態にし、真空側と反対から圧縮空気を送り空気圧を利用することで金型に密着させる方法です。

以下のようなメリットがあり、商品価値を高めることにつながります。

  • 金型が片面だけでよいので、安価になる
  • 薄いものの成型品ができる
  • 短期間で 製品化できるので、大量生産・少量生産の両方に適している
  • 試作の金型(プラスチック) が安価ですばやくできる
  • 真空成型以上に金型形状に忠実に表現でき、シャープな仕上がりになる

■パッケージ製作で培った技術を活かした自社製品「カバール」

東京パックでは、BtoB事業で培った技術力やノウハウを活かしたBtoCのオリジナル商品「カバール」の企画・製造・販売も行っています。壁などを傷つけず簡単に使用できるスイッチカバーや、立体的なブックカバー、ストラップ型の持ち運べる靴べらなどのラインナップを展開。自社のオンラインストア「カバールストア」で販売中です。

*オリジナル商品販売サイト
https://cover-ru.com/wpshop/

製品に使用されている素材はアクリルやポリカーボネイト、​​​​ポリオレフィンなど、東京パックが従来の事業で取り扱ってきたものです。
遊び心を持たせた豊富なデザインや機能性、手触りなどのアイディアを形にしており、第8回TASKものづくり大賞単独開発部門で大賞を受賞しました。

■代表からのメッセージ

真空成形・圧空成形は、日々技術改革を繰り返すお客様の製品と連動した「進化の連続」が求められる分野です。私たち東京パックは、1967年に設立以来、常に旺盛な探究心を胸に、半世紀にわたって限りなき挑戦を展開してまいりました。

今、何が変わろうとしているのか。何を求められているのか。
時代の要請とお客様のニーズの中で、これまで培ってきた成形技術のすべてを投入し、新たな課題に粘り強く挑み続けること。私たちは、この積み重ねによって、お客様の信頼を勝ち取ってきたと自負しております。

「技術力」「情報力」「独創性」、そして「人間性」。
この4つのファクターのどの1つが抜けても、お客様にご満足いただける結果は導き出せません。自らの可能性を自ら拓くために―。私たちは、真空・圧空成形の技術集団として、常に不可能に挑戦し続け、お客様と豊かなパートナーシップを築いていきたいと考えています。

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企業情報
東京パック
http://www.tokyopack.co.jp/

オリジナル商品販売サイト
https://cover-ru.com/wpshop/

会社名:東京パック株式会社
住 所:東京都足立区西伊興1-18-4
電話番号:03-3899-8201
代表者:田畑虎幸

事業内容:
・ブリスターパック、スライドブリスター、シェルパック、規格トレイや部品トレイ、ディスプレイPOP、什器、工業トレイなどのパッケージや梱包資材の企画・提案・デザイン・生産
・オリジナル製品の企画・製造

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産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605

足立ブランド公式Webサイト
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