タカラ工業とタカラ樹脂工業のコラボにより、多種多様な製造・加工が実現!老舗の技術と経験が10~30代の若手職人に受け継がれ活気のあふれる現場。多様な設計開発から製造納品まで一貫してサポート致します。
(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)
■金属加工からプラスチック加工まで幅広く対応
タカラ工業株式会社(以下タカラ工業)は家庭用電気器具の開発製造販売の会社として1945年に創業。その後、金属加工及び金属プレスの金属系機械部品製造をメインに展開するようになりました。
1984年には市場ニーズに幅広く対応するために、プラスチック射出成形金型の設計製造から射出成形まで、樹脂系の部品製造を可能にするタカラ樹脂工業株式会社(以下タカラ樹脂工業)を分立。
2010年には中国唐山に海宝機械有限公司を設立。
都内では珍しい1,300坪もの広い工場敷地に金属系と樹脂系の両方の製造工場を整備し、企画・設計から製造・納品までワンストップで提供できる環境を整えています。
現在では、製品開発の強力なパートナーとして、建機業界、鉄道業界、航空業界、自動車製造業界など、あらゆる業界からの信頼を獲得しています。
■豊富な設備と長年のノウハウで、設計から製造・納品まで対応
タカラ工業・タカラ樹脂工業には最新設備を含む数多くの機械が導入されています。
例えば、マシニングセンタは6台も完備され、さまざまな材質や寸法にも対応でき、高い加工技術と生産性が確保されています。
他にもプラスチック製品を成形する射出成形機を3台備え、100t/350t/450tに対応。大型の製品も製造することが出来ます。射出成形機は、プラスチックの原料を金型に流し込んで形にする機械です。運用に必要な金型も、同社内で設計製造が可能。金属とプラスチックの製造工程がスムーズに連携されることで、発注する顧客としても安心して任せることが出来ます。
充実した設備を最大限に活用できるよう、同社では、製品の企画・設計段階からお客様と一緒に検討し、製品の形状や制作方法、金型の設計・納品までを一貫して対応しています。
こうして自社で一貫して生産を行うことにより、低コスト・短納期が実現することも同社の強みの一つです。
■自社製品も手掛ける高い開発力
同社では製造・加工の請け負いだけでなく、自社製品の開発にも早くから着手してきました。企画力・開発力の高さと積極性、そして高い技術が評価され、現在も多くの業界で取り入れられています。
同社の自社製品を2点、ご紹介します。
◯ナイトハルトゴムばね
1958年に実用化。ナイトハルトゴムばねとは、主に衝撃吸収のために活用される部品です。角パイプの中に45度ずらして角材を入れ、その4隅に丸いゴム棒を圧入します。内側の角材に圧力がかかるとゴム棒が変形し、その動きが衝撃を吸収するのです。
一般的にはあまり見かけない部品ですが、建設機のシート下のサスペンションや、電車のパンタグラフ(電車の屋根の上にある、電線から電気をつなぐ装置)などにも使われており、私たちの暮らしの中でひっそりと活躍してくれています。
◯封印環・封印錠
1968年、海上コンテナ用の封印環を実用化。封印環とは、コンテナに荷物を積み扉を閉めた後、鍵の代わりに締めるもので、コンテナシールとも呼ばれます。結束バンドのような仕組みになっており、扉を開ける時には破壊しなければなりません。「誰も開けていない」という証になることから、輸送業界には欠かせない部品です。
同社ではこの構造をシンプルにすることによって、取り扱いやすく、かつ低コストでの製品化を実現しました。形状も多様で、素材もプラスチック・鉄製・ワイヤーなどを取り揃えています。
使い捨ての部品とはいえ品質には妥協できない、そんなニーズに応えてくれる自社商品です。
■社員の3/4が10〜30代。若い世代が中心となり、活気あふれる現場
金型製作、レーザー加工、溶接、金属プレス、プラスチック射出成形と幅広い製造に対応するためには、専門知識と高い技術を要する人材が不可欠です。
同社の職人はその4分の3が10代〜30代の若い世代で、正社員の割合は約9割を占めています。
機械での製造といっても、その制御には熟練の技が求められます。長く受け継がれてきた技術や知識が、若手にしっかりと継承されていることがうかがえます。これら若手技術者たちの力によって、品質へのゆるぎないこだわりが守られています。
若手によるさまざまなチャレンジも取り入れられ、製造現場はいつも活気に満ち溢れているそう。幅広い年代の技術者にとって魅力的な製造現場が実現しています。これからの同社のさらなる飛躍が期待されます。
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企業情報
タカラ工業株式会社 タカラ樹脂工業株式会社
http://takara.jp.net/
会社名:タカラ工業株式会社 タカラ樹脂工業株式会社
住 所:東京都足立区青井3-32-23
電話番号:
03-3886-3184(タカラ工業株式会社)
03-3886-3187(タカラ樹脂工業株式会社)
代表者:海宝 善昭
事業内容:
CAD / CAM 設計
・射出成形金型
・各種治具
各種機械加工
・マシニングセンタ加工
・NC旋盤加工
・レーザー加工
・ワイヤーカット加工
・放電加工
・プレス(100~250t) / ベンダー加工
・アーク溶接 / TIG溶接 / ロボット溶接
・スポット溶接
射出成形
・100ton / 350ton / 450ton
自社製品製造販売
・ナイトハルトゴムばね
・封印環 / 封印錠
各種組立
シルク印刷
3Dプリンター
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