2024.04.26

野村畳店のプレスリリースを配信しました

業界初、全国技能グランプリで内閣総理大臣賞(優勝)を獲得した畳店・野村畳店が、介護保険適用で最大9割の補助を受けられる衝撃緩和畳「ケアケア畳」のサービスを開始!!

(本記事は「足立ブランド」としてPR TIMESに掲載したプレスリリースの転載になります)

 ■  畳一筋50余年、全国技能グランプリ優勝の畳店

東京都足立区五反野に店舗を構える野村畳店は、地域密着型の畳店として畳一筋、畳職人歴50年以上の大ベテランである初代と畳職人歴20年以上の二代目がタッグを組んで、畳を通してお客様に笑顔を届けることに注力しています。

一縫い一縫い、一畳一畳を心をこめて作る姿勢が技術の向上に繋がり、2007年には幕張メッセで開かれた「全国技能グランプリ」でその熟練の畳製作技術が評価され、優勝。業界初の内閣総理大臣賞を受賞しました。

とはいえ、50年前に比べると「畳を使っているお部屋」は減りました。
まずは、畳を取り巻く現状、野村畳店が提供している畳の形を幾つかご覧いただきましょう。

国産の高品質なイグサを使用してつくる本格志向の畳の需要は、今も昔も変わらず一定数あります。
弾力性と耐久性に優れたイグサは見た目が美しく、変色やムラがありません。
イグサを使った畳の手触りの良さ、香り高さに魅力を感じるのは日本人ならでは。
こうした本格志向の畳では畳床も天然素材の藁を使用するので、湿気に対しても調湿効果が発揮されます。まさに日本人が代々受け継いできた、日本の気候に合った工夫と知恵の結晶。それが畳です。

皆さんが現在最も目にすることが多い畳、それが「建売の一戸建てなど洋室中心の家の中に一室だけ設けられた畳の部屋」では無いでしょうか。
こうした場合の畳表は天然イグサと良く似た丈夫な和紙・樹脂繊維で作られた工業製品を使用します。防カビ効果に優れ、変色もあまり無いのが特徴です。畳床は建材床という藁を使わない化学繊維だけで作られたものが使用され、ダニなどの害虫も発生しにくく断熱効果にも優れています。

基本的に、皆さんが目にすることが多い畳の多くは上記のどちらかだと思います。
しかし、畳屋さんは皆、洋室に暮らす人が多い現代の日本人に向けて、日々さまざまな提案を行っています。その一部をご紹介しましょう。

現代の日本家屋にあった畳、いろいろ。

ワンちゃん猫ちゃんがいるお宅で良く寄せられるお悩みが「ペットが畳で足を滑らせている」というものです。そこで滑りにくく、ワンちゃんや猫ちゃんが引っ掻いても傷がつきにくく、抗菌作用のある素材を使用した畳をご提案しています。

和モダンなインテリア空間を求める方など、美しさと機能性をあわせ持つ現代の住宅に合う畳への需要も高まってきました。人気があるのは写真のように「縁無し畳市松敷き」と呼ばれるもので、文字通り畳の縁(ヘリ)が無い正方形の畳を市松模様に敷き詰めることで、和室にモダンなイメージを与えることができます。様々なデザインやカラーを楽しめるだけでなく、防水性を兼ね備えた繊維で作られているものが多く、実は小さなお子様がいらっしゃるご家庭にも自信を持ってオススメできます。

実はこれも畳です。フローリング調畳と呼ばれる素材です。
家のインテリアの洋風化が進む中で、硬いフローリングではなく、フローリングの見た目で畳の心地良いクッション性を楽しみたいというご希望が、今増えています。赤ちゃんがいるという理由でフローリングの上にコルクマットなどを敷かれた経験がある方も多いことでしょう。フローリング調畳なら、フローリングのままでコルクマットのクッション性を持つお部屋が実現できます。

■ 野村畳店が力を入れる衝撃緩和型畳(ケアケア畳)とは

このように、現代日本の住宅に合うさまざまな畳を提案している野村畳店が、今最も力を入れているのが衝撃緩和型畳、通称「ケアケア畳」です。

前項ではどちらかといえば「現代のライフスタイルに合わせた畳」をご紹介しましたが、やはり畳に最も愛着を持っておられるのは、長年畳のある和室で暮らされた方でしょう。
高齢化社会の到来に伴って、こうした古くからの和室で、いま「足を滑らせてしまう」「畳の縁などにつまづいて転倒してしまう」ということが、大きな課題になっています。

そこで生まれたのが、芯材に高反発素材を採用して、転んでも衝撃を和らげることができ、表面も滑りにくく、断熱効果も高く工夫された衝撃緩和型畳です。

この特徴が支持を集め、一般の住宅はもちろんのこと、老人施設や介護施設、高齢者住宅などで現在「ケアケア畳」の採用が相次いでいます。走り回ったりして足を滑らせやすい小さなお子さんが多い、幼稚園や児童館、保育園などの施設でも「ケアケア畳」への入れ替えが進んでいます。

この「ケアケア畳」の大きな特徴は、介護保険制度が利用できる、ということ。

2017年7月より介護保険における住宅改修対象として認められ、住宅改修を行う場合、20万円を上限として改修費の最大9割を給付として受けることができるようになりました。
(※割合は市区町村によって異なります)

通常の畳からケアケア畳への変更だけでなく、フローリングからケアケア畳への変更も対象となります。

■ 野村畳店なら、自己負担だけでなくお支払いも1割のご負担だけです

さて、良いことばかりに思えるこの「ケアケア畳」ですが、給付を受けるには様々な手続きが必要です。一般的には、以下のような手続きが必要になります。

1.ケアマネージャーなどに事前相談が必要
2.回収内容(畳の張り替え)を具体的に検討する
3.「住宅改修が必要な理由書」の作成と施工業差の選択・見積依頼
4.市・区役所に事前申請を行う
5.市・区役所による審査・事前承認(不承認)通知書の送付
6.工事の実施
7.工事費用の支払い・領収書の受領
8.市・区役所へ事後申請を行う
9.給付の受取(最大9割の給付)

なかなかのボリューム感ですよね。

しかしご安心ください。
野村畳店はこの度、介護保険住宅改修費給付券取扱事業者の登録を行いました(事業者番号:1320000797)。これによって、登録事業者として役所への申請を野村畳店が行うことができるようになりました。

上記の流れでは「一旦お客様に10割のお支払いをいただいて、その後にお客様が自分で給付申請を受ける」となっていましたが、事業者登録によって当店が給付を受けられますので、お客様は最初から支払う金額が1割のみ(野村畳店が位置する東京都足立区の例)となります。

健康寿命が重視される現代、ちょっとした室内での転倒事故で骨折されたり、それをきっかけに歩くことが難しくなってしまう高齢者の方もいらっしゃいます。
ご自宅や親御さんのお住まいで古い畳の和室がありましたら、ぜひ一度野村畳店に「ケアケア畳」のご相談を寄せていただけませんか。

天然イグサから樹脂繊維まで、素材は時代によってさまざまに移り変わっても、畳づくりを通じて皆さんの健康的で快適な暮らしを守りたいという畳店の願いは変わりません。
小さなお子さんや親御さん、足腰を悪くされたご主人や奥様のために、私たちの「ケアケア畳」が必ずお役に立ちます。

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企業情報
野村畳店
https://www.nomura-tatami.com/

会社名:野村畳店
住 所:東京都足立区弘道1-25-1
電話番号:03-3849-1171
代表者:野村 五男

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